スタイリングプロは、今年もホームゾーンの展示を担当させていただきました。昨年展開した「笑声窓(エコマド)家」のその後をテーマにインテリアをコーディネート。 新たなキャラクターも登場し、宮城県白石市を舞台に、ニチベイ社の商品とスタイリングプロが癒しの空間を演出しました。
エコロジーで工夫にあふれたライフスタイルの笑声窓家。今年は第二弾として、祖父母・伯父の暮らす、宮城県白石市の家をクローズアップしました。3世代の家族が集う今回の「笑声窓家」。それぞれの家族が趣味を楽しみながら、自然をうまく取り入れたエコな暮らしを提案しました。
*今年のシンボルツリーはリンゴの木。来場者のメッセージを結びます。
インナー・ガーデン
グランパとグランマの田舎の家は、エクステリアとの隔たりがなく、孫たちの大のお気に入り。
2連窓にはロールスクリーン、そのリンゴ柄に合わせて、中芯入りのバランスと、ドレパリ―を組み合わせて大きなリンゴの木をつくりました。 リンゴの果樹園にいるように。
ドレパリ―は、インターライナー入り裏付きに仕立てた省エネカーテン。天然素材のコットンと、植物から作ったポリエステル繊維を使い、環境保全の大切さを孫たちに伝えます。
担当デザイナー 中島 淳子 (山梨)
*えこまどTシャツは、スタイリングプロ有志による手づくりです。
グランパとグランマが結ぶ田舎暮らし
ご近所、友人とのきずなを、ファブリックの色と色、メカとファブリック、和と洋、昼夜の温度差を、「結ぶ」をテーマにデザインしました。冬に向かう東北の秋、ウィンドウトリートメントはしっかり保温効果をもたせて。椅子には白石市特産の和紙の柿渋染めのクッションなど、随所に自然素材を取り入れました。
担当デザイナー 室賀 裕子 (栃木)
スタイリッシュなグランマの欧米風なカラーとあしらい
小窓は、ロールアップの竹経木とロールスクリーンを組合せ、ジュエリーをイメージしたバランスを飾ります。いわば和と洋の融合。アーチ窓にはウッドブラインド、裏付きドレパリ―は、裾に中綿を入れ、花嫁のうち掛けのように床を引きます。冬の省エネ対策として保温効果を考慮しました。
透明感がありながら、落ち着いたトーンのトレンドカラー、テクスチャーを意識して、欧米の伝統スタイルをモダンにデザインしました。
担当デザイナー 森 澄子 (愛知)
ナチュラルでモダンな「エコ・カッコよさ」
ウィンドウトリートメントは中綿を入れ、冬の省エネを図ります。ダウンジャケットに見立てたローマンシェードや間仕切りカーテン、意外にも荷造りバンドでラフに飾り留めたバランスで、スマートでカッコよい伯父さんのライフスタイルを表現しました。
間仕切りカーテンの奥には、シルエットと"room to be conteinued"のメッセージ。書斎につづく寝室やバスルームの存在、ドラマの続きを暗示します。どんな部屋かはまたのお楽しみ・・・。
担当デザイナー 越川 洋平 (東京)
監 修 室賀 裕子/(有)ガロムユウ 高橋 千賀子/デリシャスファブリックス
縫 製 (株)東和商会
アドバイザー 塩谷 博子/ファブリックワークス