第30回インテリアトレンドショーJAPANTEX2011のテーマは「Good day, Good Style ~インテリアで できること~」です。
美しいインテリアファブリックスは人の五感に訴えかけ豊かな心を育み、心地よいインテリアは人の心を癒し、繋げます。
スタイリングプロは、「環境」「教育」「健康/福祉」の3つのキーワードを基に、今年のテーマ展示を担当いたしました。
そのうち「教育」と連動したインテリアセミナーでは、今、問題視されている「自尊感情」に着目。国内外の事例を取り上げながら、インテリアでできる「飾育」の実際的な提案を紹介しました。
会 期/ 2011年11月9日(水)~11日(金)
会 場/ 東京ビッグサイト(東京国際展示場)西展示ホール1・2
主 催/ 社団法人 日本インテリアファブリックス協会
テーマは「環境」「教育」「健康・福祉」。より広くインテリアの素晴らしさを体感いただける来場者参加型展示です。 各ブースで具現化された新しいアイディア・情報・見せ方の数々を、存分にお楽しみいただきました。
◇担当デザイナー 渡邉明美 桜井ゆき子 坂部真一 鈴木恵美子 大西ゆかり 綱木里香 鐡谷知会子
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春 復活祭
朝日の芝生でイースターエッグを探す子どもやおばあちゃんたち。 淡色のシアーファブリックスが光と香りを運ぶ。 路地側はシルクを桜で染めたバランスでお花見。 |
夏 バカンス 海に近いリビングのデッキで友人・家族とランチ 風と水を感じる涼やかなプリントカーテンを遮熱ブラインドに重ねて。 オーガニックコットンのバランスを路地側に。 |
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秋 収穫祭
雨が止んだ夕焼けの宵、野山や畑から実りをご近所と分け合う。 冬に向かう窓には暖色系のファブリックスで。 麻の柿渋染めの暖簾バランスは路地で満月を待つ気分。 |
冬 クリスマス
ディナーの前の家族や友人との楽しいおしゃべり。照明からの影が華やぐ。 手織りのウールスカーフ、オーガニックウールの暖かな肌触り。 路地側にはウールの椅子張り地にクリスマスオーナメントをあしらって、メリークリスマス! |
◇担当デザイナー 前畑順子 松浦千代美 丸山千里 佐々木智美 三塚春枝
Nursery/Kids Stage 母親のメンタルケア、子育てを楽しむためのインテリア 。 危険を回避する力を養う五感を使った遊びのために両親が手作りした遊び道具。
Pre-Teen Stage 自己肯定感(自尊感情)を高めるインテリア。 精神的自我の芽生え/安心して失敗できる環境作り/自立して考える力。 自分でも考え親と一緒に手作りした遊び道具。
High-Teen Stage やっぱりコミュニケーション! 自己表現の場/自分を励まし、いましめながら自立心を養う空間 自分でデザインしたコミュニケーションツールを豊富に組み込んだインテリア。
秘密基地スペース 自立心を促す子ども同士のコミュニケーション。 互いに助け合い、励まし合い、楽しみながらツールを作り、コミュニケーション能力を身に付ける。優秀な大人は皆、充実した秘密基地遊びを経験している。
*テーマ展示と連動するインテリアセミナーも隣接の会場でお楽しみいただきました。
◇担当デザイナー 木村さちこ 市原明美 日吉啓 鈴木幸生 三次敏子 山中大輔 梶川聡 後藤浩明
バスルーム IN リビング 時間にしばられることなく、トレーニングしたり、ジャグジーを楽しんだり。 濡れた体のままヨガができる畳コーナーは、時には映画を楽しむ癒しの空間でもある。 リビングから繋がるコンサバトリーで、昼寝をしたり本を読んだり、 既成概念にとらわれない、自分らしい自由な暮らし方があってもいい。
◇担当デザイナー 木村さちこ 市原明美 日吉啓 鈴木幸生 三次敏子 山中大輔 梶川聡 後藤浩明
子供たちが来たがるナーシングホーム 落書きをしたり、ゲームを楽しんだり、寝転んで本を読んだり、心のままに自由に楽しく過ごす。 一緒にキルトビーするのも、人の気配を感じながら、ぼうっと過ごすのもいい。 いろいろな時間や人が混じり合う空間には、ファジーに形を変える優しいファブリックが大活躍! 色がはじける空間は、大人も子供の世界もミキシングして年代の垣根を取り払ってくれる。 こうありたいと素直に思えることがいきいきと暮らす秘訣なのでは?
*会場の一角では、スタイリングプロ東北応援プロジェクト’ハートtoハート’の展示やキルトコーナーも展開。
◇協 力 (株)クラシカ 東和商会(株) (有)デコライフ「アトリエデコ」
◇アドバイザー 塩谷 博子/ファブリックワークス