プロとして、ファブリックを見分け、使い分ける能力は必須です。学びたいが機会がないとの声に、スタイリングプロは、去る7月16日、株式会社川島織物セルコン　東京ショールームにて、ワークショップ形式のファブリックセミナーを実施しました。定員35名のところ、メンバー、メンバー以外の方あわせて48名のお申し込みがあり、盛況でした。

　前半部分ではファブリックの名称、歴史、物性、グレードを項目別にボード（スライド使用）とヘッダーサンプルを中心に整理しながら解説。後半では、その解説をもとにあらかじめ準備されたテキスト台紙に該当する生地サンプルを貼り付けるという作業が行われました。
　実際にファブリックに触れ、選び、カットし、貼り付ける・・・このような作業を通じ、ファブリックの知識が自然に身につき、その成果として、ファブリックの種類や名称などが整理されたオリジナルブックが出来上がるという仕組みです。スタイリングプロでは、今後、家具やウィンドウトリートメント、カラー、内装材なども開催予定です。